実は弥生時代について良く分かっていなかった2008/11/19 16:27

『アイヌの歴史』を読みながら、しみじみと感じていたのですが、弥生時代とそれ以降について、あまり良く分かっていなかったのです。

『アイヌの歴史』では、アイヌ文化が成立する13世紀頃までが記してあり、東北地方を介して日本という国との繋がりが、よく分かるものでした。

しかし、その日本という国の成り立ちについて、良く分かっていないこと痛感し、まずは弥生時代について、もう少し詳しくないといけないと感じた訳です。
稲作についても、縄文時代晩期に伝来するまでは、だいたい分かっているつもりですが、その後、日本各地への伝播の仕方、時期などについて漠然としか分からず、無性に気になり始めたのです。

そのような訳で、新たに一冊読もうということで『日本の歴史02 王権誕生』寺沢 薫著 講談社、を買ってみました。
これは、以前、引用したことがあるような気がする、『日本の歴史01 縄文の生活誌(改訂版)』岡村 道雄著、のシリーズで、全26巻あるうちの一冊です。(引用はしていないかもしれませんが、かなり参考にしています。)
『王権誕生』は、時代の範囲としては、縄文時代晩期から弥生時代を経て、古墳時代の前期までと、かなり絞り込んであるので、今の私に最適な本ではないかと思っています。

目標は立ててみたものの、その道のりは長いと感じる今日この頃・・・。