まだ文字もない頃の日本と日本人、日本語が気になる blog

正直、行き詰まり感がある。
（ですます調は、お休みです。内容によって使い分けようかと・・・）

相変わらずといえばそれまでだが、頭の中が整理できない。
そもそも、このブログを始めたきっかけは何だったのか？
早くも、そんな事を考えなければいけないのは、どうしたものかと思うが、ここで一旦、立ち止まって考え直してみないと、どこへ行くのか分からない。

元はといえば、何となく”分かってきたから”、書き始めたのであって、完全に理解していたと思っていた訳でもない。
しかし、書き始めたら思った以上に”分かっていない”ということに気が付いた。
もちろん、分かっていないから書き始めたのであって、それも分かっていたことではある。

問題は、どこへ向かっているのかがはっきりしていなかったような気がする。
分かっていることを、ただ書き続けても、筋道がなければあまり意味がない。
筋道があるように意識してはいたが、それは内容に関してというより、体裁についてだったように思う。
それでは、先が見えないし話の流れが掴めない。
理解が浅い内容に関しては、なお更である。
よって行き詰る。

さて、「日本語の起源」（本のタイトルではない）についてである。
過去に、いろいろな説が唱えられながらも、定説と言えるものがないのが現状だと思う。
それらについて、これまでは、断片的な内容しか書き込んでいなかったように思う。
そこで、まず、私自身の考えとして、大きな流れを示した上で、話を掘り下げていこうと思う。

まず、日本語の「系統」というものは無いと思っている。
日本語は、独立した言語として長い歴史を持っていると考える。
もちろん、日本列島で突如、日本語（の祖語）が発生したとは思わない。
最初に日本列島へやってきた人たちが話していた言語が、元となっているはずである。
しかし、その言語が現在どこかの国で使われている言語に近いものかと言われれば、そうではないと思う。
現在の言語と比較するのが困難な程、どこの言語も大きな変化をしてしまっているのではないかと思っている。

人類のＤＮＡを遡っていけばアフリカへたどり着くように、言語もその祖語を遡ればアフリカへたどり着くような気がする。
１０万年の歳月があれば、元は同じでも語彙も文法も全く異なる言語ができてもおかしくないのではないか。
それが、今の世界の全ての言語であると思う。

少し話しが大きくなりすぎたが、日本の周辺に限定して、また時期については縄文時代が始まる頃からを対象にしたいと思う。