事故経過報告⑧-金銭感覚の変化?2009/07/04 20:27

以前にも少しつぶやきましたが、ここ最近は、金銭的なことが、頭の中の大半を占めているようで、困ったものです。

損害賠償の金額においては、自己嫌悪に陥りそうになるくらい卑しくなったような気にもなってきますし、新しい車の購入費用などを考えると、いろいろな倹約を模索したりと、お金の問題が山積しています。

ただでさえ、月々の出費を把握しきれずにいた上に、今回のような事ですから、これは金銭管理を見直さない訳にはいきません。

そういう訳で、数週間まえからExcelをいじってみたりしていたのですが、簿記などの知識が無いのに、そう簡単にまとまったものができる訳もありません。
月々の銀行口座の残高などを集計し、資産の変動が見えるくらいのものは、過去に作ってみましたが、そのような断片的なものでは、肝心なところが見えてこないようです。

やはり、ここは毎日きちんと、コツコツと、が大事なのだろうということで、「家計簿」に挑戦してみることになりました。
フリーウェアで、何か良い物がないだろうかと探して、何気にダウンロードしたのが、「がまぐち君v3」という家計簿ソフトです。

この「がまぐち君v3」、フリーなのは、機能限定のmini版で、フル機能のsuperは、シェアウェアです。
最初は、無料のmini版で良いだろうと思って、試しに使ってみたのですが、銀行口座の管理や、クレジットの引落の管理を考えると、有料のsuper版でないと、機能が十分ではないようなので、試用期間があるsuper版を使ってみることにしました。

ところが、何日も使わない内に、すっかりと気に入ってしまいライセンス購入となりました。
ちなみに、ベクターのレジ・サービスを使い、その手数料込みで、¥2,090.-です。
当然、この金額も「がまぐち君」に入力されています。

ライセンスの購入と前後して入力していたのが、今年2009年に入ってからのデータです。
もちろん、正確に記録してある訳ではないので、特に現金の支出に関しては、かなり大雑把な形での入力です。
それでも、銀行口座からの引落など、記録に残るものも多くあるので、それらは正確に入力できます。
あまり正確に入力できなければ、意味が無いのではとも思いますが、なぜかそうせずにはいられなかった、そんな心境だったのです。
しかし、使い方はだいぶマスターできましたし、お金の流れも掴めてきたので、十分意味はあったのでしょう。

一番、困ったのは”辻褄合わせ”です。
記録に無い出費は、「使途不明金」で処理するのは良いのですが、問題は、そのタイミングと金額です。
銀行口座などの記録から、手元にあった現金の額は、ある程度予測がつきます。
というより、使途不明金を適当に処理すると、手元の現金がマイナスになる期間がでてきてしまったりと、辻褄が合わなくなるのです。
それに苦労しましたが、ようやく”それらしい形”になり、今現在の現実の金額に一致するようになりました。

長くなりましたが、交通事故をきっかけに、家計簿をつける事になった、という訳です。

『日本人の起源 古人骨からルーツを探る』⑤-日本人起源論(4)原日本人説(その1)2009/07/08 16:38

あまりにも久しぶりなので、いつも以上に筆(キーボード)が進まず、てこずってしまいましたが、少しは、勘を取り戻しつつあるので、ぼちぼち進めて行きたいと思います。
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 これまでのアイヌ先住民説や、人種交代説では、現代日本人の祖先は、石器時代人(縄文人)より後の時代に、渡来した人々ということになります。
 それに対して、現代日本人の祖先を、もともと日本列島に住んでいた石器時代人(縄文人)に求めるべきだという考えが、「原日本人説」と呼ばれています。
 この「原日本人説」と呼ばれる新説では、清野謙次と長谷部言人という二人の人類学者から唱えられましたが、その内容には、大きな相違点もあります。

【清野謙次、混血説】
 清野はそれまでの日本人種論が、文化面での議論に偏りすぎて、しかも文化の異同と人種の異同が混同されていることに不信と不満を感じ、人体の基本的な比較分析の必要性から、まずは、石器時代人骨の収集に全力を注ぐ。
 こうして集めた大量の石器時代人について、統一された計測法と統計手法を駆使して客観的な分析、考察を推し進めた。
 1926年、津雲貝塚(岡山県)縄文人の分析結果を元に、石器時代人、ひいては日本人の起源に関する自説を発表した。
 ここでは、津雲貝塚縄文人(石器時代人)、アイヌ、畿内人(日本人)のそれぞれの関係の近さを、距離で示しており、距離が遠いほど別人種と考えることができる。
 しかし、当時、アイヌと畿内人は別人種と考えるのが一般的であったのに対し、アイヌと畿内人の距離が、その他との距離に較べて最も近いという結果となった。(アイヌ-畿内人:63.0、アイヌ-津雲貝塚人:81.7、畿内人-津雲貝塚人:95.6)
 一方、津雲貝塚人は、アイヌとも畿内人とも遠いので、アイヌでもなければ現代畿内でもない、遠い別の人種であり、「石器時代人」とでも言うしかない人々である、という結論となった。

 後に古墳人骨についても分析を進め、彼らが形態的に現代人に近づくことから、その変化の原因を、渡来人との混血と進化によるものと考えた。
 アイヌもまた、大陸北方民族との混血の影響を受けたのではないかとみなし、要するに現代日本人もアイヌも、原日本人とも呼ぶべき石器時代人(縄文時代人)を土台として、その後の進化と混血効果によって生み出されたであろうというのが、清野の「混血説」の骨子である。
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「原日本人説」のもう一つ、長谷部言人の「変形説」は次回にまとめます。

いろいろな顔の日本人(ジャニーズvs東方神起?)2009/07/08 16:49

日本人の祖先や、由来、起源などに興味を持ち始めてから、街行く人々の顔の見かたが変わったように思います。

我々日本人から見て、日本人の顔って分かるじゃないですか。
いろいろな顔立ちの人がいるのに、どんな顔立ちでも、この人は日本人だなって、なんとなく分かりますよね。

もちろん、最近は、中国などから来た方たちが大勢いるので、顔を見ただけでは、日本人と見間違える人も多そうですが・・・。

日本人には、いろいろな顔立ちの人達がいて、おそらく、遠い祖先は、いろいろな方面から渡来してきたということなのでしょうが、普通、そういうことは意識しません。
私も、これまでは、そのようなことは全く意識せず、どんな顔立ちの人でも、「日本人」だなと思っていました。
(もちろん、日本人ということに間違いはありません。)

何が言いたいのか、よく分からなくなってきましたが、要するに、日本人には、如何にいろいろな顔立ちの人がいるのかを実感できる例を思いついたので、それをちょっとだけ意識して見てみると、今までと違った感覚を味わえるのでは、ということです。

テレビの音楽番組やバラエティ番組を見たら、ちょっと意識してみてください。
ポイントは、「ジャニーズ(事務所)」vs「東方神起」です。
ジャニーズは、「SMAP」でも「TOKIO」でも「V6」でも、なんでもいいと思います。(たぶん。こんな言い方して、ファンの方、ごめんなさい。)
お好きなグループを見てみてください。
それぞれのメンバーの顔を見比べて見ると、「ジャニーズ」に較べて、「東方神起」のメンバーは、顔立ちが似通っていると思いませんか?

もちろん、韓国人にもいろいろな顔立ちの人が居るとは思いますが、おそらく、日本人の方が、バリエーションがあるのではないでしょうか。

ファンの方には、怒られそうですが、嵐の松本君の主演していた(している?)ドラマでは、どこか東南アジアの方の人の役でしたよね。
あんなハマリ役ができるのも、日本人ならでは、でしょう。
(すいません、ドラマの題名とか、どこの国の人の役とか、全然覚えていません。というか、ドラマも、ほんのちょっと見ただけなんで・・・。)

お堅い言い方をすると、日本人はある意味「多人種国家」なのかもしれません。