まだ、ただ買った、というだけ2010/06/29 15:17

 アマゾンで入荷待ちの状態だった『日本人ルーツの謎を解く』(著:長浜 浩明)を、キャンセルしました。
 もちろん、書店で購入したからであって、読むのを止めた訳ではありません。
 この本、とても品薄を感じさせる雰囲気だったので、気長に待つつもりだったのですが、ちょっと大きな書店に行けば、置いてあるものですね。

 これまで多くの日本人起源論では、「縄文人が住んでいた日本列島へ、朝鮮半島などを経由して、大陸の人たちがやってきた。」という流れが主流です。
 個人的にも、その大きな流れはある程度納得しつつも、それだけでは割り切れない、さまざまな人の流れがあるのではないかと理解しています。

 この本では、その定説とも言える「朝鮮半島からやってきた」という部分を、根本から否定する内容になっているようです。(まだ、ほとんど読んでいませんので・・・。)
 逆に、サブタイトルにもあるように、朝鮮半島の人たちの祖先が、日本列島に住んでいた縄文人である、と。

 読む前から言うのもなんですが、そういった人の流れも確かにあったのだろうと思うのですが、その流れが主流であったのかというと、ちょっと疑問です。

 なんだか、どうしても両極端な議論になりがちな気がしてならないのですが、これ以上は、読んでみないと何とも言えませんね。