八ッ場ダムの”八ッ場”は、なぜ”やんば”? ― 2009/09/04 19:57
巷で何かと話題になっている「八ッ場ダム」ですが、なぜ”やんば”と読むのか疑問に思っている人は多いようですね。
そういう私も、その一人ですが・・・。
当然ですが、ここでは、建設の是非や、政治的なことには一切触れません。
しかも、語源について考えてみますが、あまり確かな事はいえません。
浅はかな知識と、たくましい想像力を働かせた、ちょっとしたお遊びなので、そのつもりで読んでください。
まず、八ッ場ダムの「八ッ場(やんば)」は、地名から来ているのはご存知かと思います。(ここはまじめ。)
その地名の由来については、いくつかの説があるようですが、「やば」→「やんば」と発音が変化した、ということは共通しているようです。
「やば」については、「矢場(矢で猟をするところ)」「八場(猟の穴が八つ)」「谷場(谷川の流れが急)」など、それぞれその土地の特徴を意味する漢字から由来しているようです。(Yahoo!知恵袋のy_ihnrky1982さんによる回答を参考にしました。)
「ん」が挿入されるところは、東北方言を連想してしまいますが、どうなんでしょうね。
また、なぜ「ッ」を「ん」と読むのかは、これらの説からはわかりそうもありません。
いずれにしても、これらの説で共通するのは、「意味」から「文字(漢字)」をあて、「読み」ができあがる、という流れです。
さて、ここからが本題です。(お遊びの始まりです。)
地理的には、北関東という位置から疑問に思われるかもしれませんが、アイヌ語地名的な発想で考えてみます。
もちろん、アイヌ語的な発想をするからには、まず漢字の概念を捨て去ります。
よって、元になるのは読みとしての「やんば」だけです。
全く同じ発音のアイヌ語があれば、話は早いのでしょうが、それは無いようです。(というより、アイヌ語に関するまともな資料が無いので、あっても分かりません。)
もっとも、まったく同じ発音があったとしても、その意味が一致しなければ意味はありません。
アイヌ語地名をちょっと調べてみたら、それらしい、というか、そう思えば、そんな気もしてくる参考になる地名を発見しました。
地名:北海道富良野市 山部(やまべ)
アイヌ語地名:ヤムペッ [yam-pet]
アイヌ語の意味:冷ややかなる・川
(北海道(行政)のホームページ、「アイヌ語地名リスト」を参考にしました。)
なんで?とお思いでしょう。
さて、なんででしょう!?
インスピレーションってやつですかね。
「ヤムペッ」→「ヤムベ」→「ヤンベ」→「ヤンバ」
全然、説得力がありません。
最初に言った通り、お遊びですから・・・。
でも、最後はちょっとまじめに。
地名の由来についての考え方には、大きく二通りがあるように思います。
一つは、前述した由来のように、意味から漢字をあて、その読みから地名が成り立つもの。
これは、漢字を使いこなせる人々ができることであって、現代人からすればごく自然な発想であり、理解しやすいのですが、もしも、漢字を使えない(時代の)人々が使っていた地名であれば、説得力がありません。
もう一つは、漢字の意味や読みを考えずに、「発音」から考える方法です。
もしも、古くから口頭のみで使われていた地名に文字(漢字)をあてるという経緯があったとすれば、そこで使われる漢字は、ただの当て字に過ぎないかもしれません。
そう考えると、使われている漢字は、参考になるどころか、誤解を招く元になるだけかもしれません。
前述のアイヌ語地名による説は、とても正しいとは思えませんが、こういった発想の転換が、時には大事な気がしませんか?
そういう私も、その一人ですが・・・。
当然ですが、ここでは、建設の是非や、政治的なことには一切触れません。
しかも、語源について考えてみますが、あまり確かな事はいえません。
浅はかな知識と、たくましい想像力を働かせた、ちょっとしたお遊びなので、そのつもりで読んでください。
まず、八ッ場ダムの「八ッ場(やんば)」は、地名から来ているのはご存知かと思います。(ここはまじめ。)
その地名の由来については、いくつかの説があるようですが、「やば」→「やんば」と発音が変化した、ということは共通しているようです。
「やば」については、「矢場(矢で猟をするところ)」「八場(猟の穴が八つ)」「谷場(谷川の流れが急)」など、それぞれその土地の特徴を意味する漢字から由来しているようです。(Yahoo!知恵袋のy_ihnrky1982さんによる回答を参考にしました。)
「ん」が挿入されるところは、東北方言を連想してしまいますが、どうなんでしょうね。
また、なぜ「ッ」を「ん」と読むのかは、これらの説からはわかりそうもありません。
いずれにしても、これらの説で共通するのは、「意味」から「文字(漢字)」をあて、「読み」ができあがる、という流れです。
さて、ここからが本題です。(お遊びの始まりです。)
地理的には、北関東という位置から疑問に思われるかもしれませんが、アイヌ語地名的な発想で考えてみます。
もちろん、アイヌ語的な発想をするからには、まず漢字の概念を捨て去ります。
よって、元になるのは読みとしての「やんば」だけです。
全く同じ発音のアイヌ語があれば、話は早いのでしょうが、それは無いようです。(というより、アイヌ語に関するまともな資料が無いので、あっても分かりません。)
もっとも、まったく同じ発音があったとしても、その意味が一致しなければ意味はありません。
アイヌ語地名をちょっと調べてみたら、それらしい、というか、そう思えば、そんな気もしてくる参考になる地名を発見しました。
地名:北海道富良野市 山部(やまべ)
アイヌ語地名:ヤムペッ [yam-pet]
アイヌ語の意味:冷ややかなる・川
(北海道(行政)のホームページ、「アイヌ語地名リスト」を参考にしました。)
なんで?とお思いでしょう。
さて、なんででしょう!?
インスピレーションってやつですかね。
「ヤムペッ」→「ヤムベ」→「ヤンベ」→「ヤンバ」
全然、説得力がありません。
最初に言った通り、お遊びですから・・・。
でも、最後はちょっとまじめに。
地名の由来についての考え方には、大きく二通りがあるように思います。
一つは、前述した由来のように、意味から漢字をあて、その読みから地名が成り立つもの。
これは、漢字を使いこなせる人々ができることであって、現代人からすればごく自然な発想であり、理解しやすいのですが、もしも、漢字を使えない(時代の)人々が使っていた地名であれば、説得力がありません。
もう一つは、漢字の意味や読みを考えずに、「発音」から考える方法です。
もしも、古くから口頭のみで使われていた地名に文字(漢字)をあてるという経緯があったとすれば、そこで使われる漢字は、ただの当て字に過ぎないかもしれません。
そう考えると、使われている漢字は、参考になるどころか、誤解を招く元になるだけかもしれません。
前述のアイヌ語地名による説は、とても正しいとは思えませんが、こういった発想の転換が、時には大事な気がしませんか?
過去ばかりではなく、日本の未来の為に、少しは『エコ』の事も考えて見る!?(大袈裟!!) ― 2009/09/13 17:55
早いもので、このブログを始めて、もうすぐ1年が経過しようとしています。たくさん書き込みをした月もあれば、ほとんど更新していない月もあったりしましたが、なんとか自分のペースが分かってきた、そんな気がしています。
また、内容については、ブログタイトルに全く関係のないようなことも結構書き込んだりと、多少の紆余曲折はありましたが、それはそれでよかったのかもしれません。
ただ、あまりにも目的がはっきりしないブログにはしたくない、という思いもあるので、できるだけ一貫した内容を意識してきたつもりです。
さて、このブログは、なぜこの内容で、このタイトルなのか!?
まず、自分自身の興味の方向性というものを自問自答してみると、改めて考えさせられるものがあります。
ここで、長々と説明をしても仕方が無いので、結論だけ書かせてもらうと、いままでこのブログの目的としてきた事は、自分自身が興味を抱く数々の事柄の一つに過ぎない、ということです。
正直なところ、色々と書きたいという気持ちもあるのですが、目的もはっきりとせず、内容が散漫になるは避けたいので、まずは『エコ』に関することを書いていきたいと考えています。
なぜ『エコ』なのか?
今、流行っているから・・・!?
時代の流れでもあるのは確かですが、十数年前くらいから、”それらしい事”に関心があったことも事実なので、良しとしましょう。
また、このブログに登場するような古代の人々に関わる文献を読んでいると、人間と自然との関わりについて考えさせられることも多いので、そういう意味では、関係ないとは言えません。
そうやって思いを馳せていたことを、少し書けたら良いなと、思うわけです。
でも、そんなに堅苦しい事を書くつもりはありません。
できるだけ身近な事で、ゆるい雰囲気でいきますので・・・。
なお、今まで通りの内容も続けていきますので、ブログ・タイトルについては大きな変更をするつもりはありません。多少の変更は、考えていますが、まだ決めていないので、もしかするとしばらくは、そのままになるかもしれません。
【予告】
一時期、車の事故の話題が多くなりました。
[事故] → [車] → [エコカー] → [エコ] → [燃費]
こんな発想の転換で、車の「燃費」について取り上げたいと思っています。
前述のように「エコ」と前置きをしておきながら、かなり脱線しそうな予感です・・・。
また、内容については、ブログタイトルに全く関係のないようなことも結構書き込んだりと、多少の紆余曲折はありましたが、それはそれでよかったのかもしれません。
ただ、あまりにも目的がはっきりしないブログにはしたくない、という思いもあるので、できるだけ一貫した内容を意識してきたつもりです。
さて、このブログは、なぜこの内容で、このタイトルなのか!?
まず、自分自身の興味の方向性というものを自問自答してみると、改めて考えさせられるものがあります。
ここで、長々と説明をしても仕方が無いので、結論だけ書かせてもらうと、いままでこのブログの目的としてきた事は、自分自身が興味を抱く数々の事柄の一つに過ぎない、ということです。
正直なところ、色々と書きたいという気持ちもあるのですが、目的もはっきりとせず、内容が散漫になるは避けたいので、まずは『エコ』に関することを書いていきたいと考えています。
なぜ『エコ』なのか?
今、流行っているから・・・!?
時代の流れでもあるのは確かですが、十数年前くらいから、”それらしい事”に関心があったことも事実なので、良しとしましょう。
また、このブログに登場するような古代の人々に関わる文献を読んでいると、人間と自然との関わりについて考えさせられることも多いので、そういう意味では、関係ないとは言えません。
そうやって思いを馳せていたことを、少し書けたら良いなと、思うわけです。
でも、そんなに堅苦しい事を書くつもりはありません。
できるだけ身近な事で、ゆるい雰囲気でいきますので・・・。
なお、今まで通りの内容も続けていきますので、ブログ・タイトルについては大きな変更をするつもりはありません。多少の変更は、考えていますが、まだ決めていないので、もしかするとしばらくは、そのままになるかもしれません。
【予告】
一時期、車の事故の話題が多くなりました。
[事故] → [車] → [エコカー] → [エコ] → [燃費]
こんな発想の転換で、車の「燃費」について取り上げたいと思っています。
前述のように「エコ」と前置きをしておきながら、かなり脱線しそうな予感です・・・。
「燃費」について考える・・・、その前に。 ― 2009/09/14 17:17
前回の予告の通り、「燃費」について書こうと思います。
しかし、その前に、そういう事を考えるようになった経緯と、状況について簡単に説明します。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、四ヶ月ほど前に、交通事故により車が全損となりました。損害補償については、いろいろと書きましたが、新しい車については、ほとんど触れていないと思います。
新しい車は、いわゆる「エコカー」と言われる部類に入るコンパクトカーです。(ハイブリッドではありません。)
排気量1.3L、前輪駆動(FF)で、ミッションはCVT、という構成です。
ここのところは、これから燃費を考える上で重要だと思われ、また、同じような構成の車であれば、参考になることも多いかもしれません。
ちなみに、事故により廃車となった車は、1.6L、パートタイム4WD(通常はFR)、ミッションは5MT、という全く異なる構成なので、運転感覚というか、乗り味は大分異なります。
また、最近の車種の多くには搭載されているようですが、新しい車には、「瞬間燃費計(km/L)」「平均燃費計(km/L)」が付いているので、これらを見ながら運転することにより、燃費向上に役立ちます。
とりあえず、こんな状況を前提として、「燃費」について色々と考えて見たいと思います。
しかし、その前に、そういう事を考えるようになった経緯と、状況について簡単に説明します。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、四ヶ月ほど前に、交通事故により車が全損となりました。損害補償については、いろいろと書きましたが、新しい車については、ほとんど触れていないと思います。
新しい車は、いわゆる「エコカー」と言われる部類に入るコンパクトカーです。(ハイブリッドではありません。)
排気量1.3L、前輪駆動(FF)で、ミッションはCVT、という構成です。
ここのところは、これから燃費を考える上で重要だと思われ、また、同じような構成の車であれば、参考になることも多いかもしれません。
ちなみに、事故により廃車となった車は、1.6L、パートタイム4WD(通常はFR)、ミッションは5MT、という全く異なる構成なので、運転感覚というか、乗り味は大分異なります。
また、最近の車種の多くには搭載されているようですが、新しい車には、「瞬間燃費計(km/L)」「平均燃費計(km/L)」が付いているので、これらを見ながら運転することにより、燃費向上に役立ちます。
とりあえず、こんな状況を前提として、「燃費」について色々と考えて見たいと思います。
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