地名の由来を縄文語(アイヌ語)で考える「平潟(北茨城市)」①・・・ポニョは居ないが崖の上? ― 2009/04/08 21:32
相変わらずのスローペースで読んでいるので、いまだ読み終わらない『縄文語の発掘』ですが、あともう少しで読み終える、というところまできて、やっと理解し始めたような気がします。
そこで、その理解を確実なものとする為に、あえてページの最初の方へ戻り、著者の考えを整理してみたいと思います。
原文のタイトルは、「1 平らでない平がある」、です。
これは、北茨城市「平潟(ヒラカタ)」という地名について、その意味を考え、解説しています。
説明が丁寧でもあり、また他の説に対する批判もあったり、関連する他の地名を取り上げたりと、寄り道の多い説明なので、一度読んだだけでは、なんだか良く分かりません。
そこで、まず結論から言うと、平潟(ヒラカタ)という地名を、漢字の意味で考えるとその地理にそぐわないが、アイヌ語で考えると、意味が理解できる、ということです。(アイヌ語は、縄文語を起源とし、その言葉を多く残している、という考えに因ります。)
平潟(ヒラカタ)の語源は、アイヌ語のpira・ka・ta(ピら・か・た)ではないか、ということです。
意味は、
pira(ピら)[ がけ。土がくずれて地肌のあらわれている崖。 ]
ka(か)[ ・・・のうえ。上面 ]
ta(た)[ 《指示代名詞》 そこ。]
から、日本語流に言うと、
「崖のうえの(その)ところ」
ということです。
さて、なぜそのようなことが言えるのか、その理由、考え方については、一度では説明しきれないので、何度かに分けて説明したいと思います。
ちなみに、タイトルに出てくる”ポニョ”は、全く関係ありません。
そこで、その理解を確実なものとする為に、あえてページの最初の方へ戻り、著者の考えを整理してみたいと思います。
原文のタイトルは、「1 平らでない平がある」、です。
これは、北茨城市「平潟(ヒラカタ)」という地名について、その意味を考え、解説しています。
説明が丁寧でもあり、また他の説に対する批判もあったり、関連する他の地名を取り上げたりと、寄り道の多い説明なので、一度読んだだけでは、なんだか良く分かりません。
そこで、まず結論から言うと、平潟(ヒラカタ)という地名を、漢字の意味で考えるとその地理にそぐわないが、アイヌ語で考えると、意味が理解できる、ということです。(アイヌ語は、縄文語を起源とし、その言葉を多く残している、という考えに因ります。)
平潟(ヒラカタ)の語源は、アイヌ語のpira・ka・ta(ピら・か・た)ではないか、ということです。
意味は、
pira(ピら)[ がけ。土がくずれて地肌のあらわれている崖。 ]
ka(か)[ ・・・のうえ。上面 ]
ta(た)[ 《指示代名詞》 そこ。]
から、日本語流に言うと、
「崖のうえの(その)ところ」
ということです。
さて、なぜそのようなことが言えるのか、その理由、考え方については、一度では説明しきれないので、何度かに分けて説明したいと思います。
ちなみに、タイトルに出てくる”ポニョ”は、全く関係ありません。
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