太陽光発電のセールスには、どう対応すればよいか?2011/05/21 18:19

 最近、太陽光発電のセールス(らしき)電話が少し増えたような気がします。
 金銭的な事情から、まともに聞くまでもないので、ろくに話も聞かず、丁重にお断りをしていたのですが、それでは面白くない!?ので、少し話しを聞いてみようという気になってきました。
 とは言っても、実際に事を進めようという気はないので、相手のペースにのって受け答えをするつもりは毛頭ありません。
 どうやら、大抵のセールスマンは”設置費用を売電によって回収できる(かもしれない)”という事を売りにしたいようです。まぁ、当然ですね。ただし、絶対に回収できる、とは言いません。
 また、実際に自分の家の屋根にどれくらい発電できるソーラーパネルを設置できるのか、設置したとして実際にどれだけ発電し、どれだけ売電できるのかは、簡単には分からないので、何年くらいで回収できるかも、そう簡単には分かりません。

【そもそも太陽光発電を設置する目的は何か?】
 私の個人的な考えでは、金銭的な目的では、うまく行かない気がします。場合によっては、後悔するかもしれません。
 売電によって設置費用が回収できる、などという発想自体、持つべきではないように思っています。
 以前から、”意識が必要”と言ってきたのは、このことです。
 ですから、金銭的に余裕のある方でないと、少なくとも現時点では、ちょっと無理なのではないでしょうか。というか、止めておいた方が良さそうです。

 ちょっと、話がそれました。
 セールスへの対応でした。

【こちらから質問をする】
 質問するといっても、金銭的な話はしてはいけません。
 ”何年くらいで、元が取れますか?”などというのは、持っての外です。答えたくても、答えようがありませんし、答える気はない筈なので、曖昧な答えに終始します。

 太陽光発電そのものについての質問にしましょう。
 このブログでも、少し書きましたが、停電時の”自立運転”では、使える家電製品と使えない家電製品がありそうです。
 その辺りの事を、”具体的に”聞いてみるのも良さそうです。

 あと、個人的に気になるのは、”屋根への固定方法”ですね。詳しい事は、私もよく分からないのですが、一番簡単なのは、”屋根に穴を開けてネジで固定する方法”のようです。
 当然、雨漏りの心配があるので、それなりの対策はするようですが、果たして大丈夫でしょうか?
 そういった心配の無い設置方法もあるようですから、聞いて見たいものです。ただ、多くの業者がやっているという訳ではないような気がします。

【質問の答えには期待できない?】
 このような質問をしたところで、それなりの答えが返ってくるかどうかは、あまり期待できないでしょう。
 その気がある客をまず捕まえて、別の担当者へバトンタッチする、という流れが見え隠れしていますので、電話でセールスする人は、あまり知識がない場合も少なくなさそうです。

【では何のため?】
 こうやって書くと、ただの嫌がらせのような、意地悪な客のように聞こえるかもしれませんが、それだけでしょうか?
 やはり、最初とはいえ窓口となるセールスマンは、それなりの知識で対応して欲しいものです。
 そうやて、セールスマンの啓発に繋がれば・・・、なんて言うのは、ちょっとおおげさですね。

 もちろん、自分自身の為に、生の情報が聞けたら、という淡い期待もあるんですけどね。
 もうちょっと、ちゃんとして(意地悪な)質問を用意しておかなければ!!