テール・ランプをLEDバルブへ交換②2010/03/01 23:20

 前回、いろいろと問題があると書きました。
 その問題点を挙げる前に、一つだけお断りしておきます。
 ネット・オークションにより入手したLEDバルブですが、その取引相手に対して責任を追及するつもりは毛頭無い、ということです。

 まず一つ目。初期不良がありました。
 2個セットのバルブの内、1個のバルブにおいて、点灯しないLEDが数個ありました。
 これは、私の勝手な想像ですが、製造とその検査が、十分な製品とはいえないような気がします。
 「だから安い」と言えば、それまでですが・・・。
 でも、これは、初期不良ということで、取引相手に対応してもらい、検品済みのLEDバルブを1個、送り直していただきました。

 二つ目は、ソケットの形状の問題です。
 単純に、標準のバルブと交換しようとしても、そのソケットに入りません。
 そう、少し大きいのです。
 試しにノギスで測ってみました。

 【標準バルブ】 幅:15.8mm、厚:2.95mm
 【LEDバルブ】 幅:16.5mm、厚:3.55mm

                       +0.7mm、 +0.60mm

 結局、大きい分、左右合わせて約0.7mm分、ヤスリで削りました。
 幸い、全体の厚みは問題が無く、左右両端の角を、丸く削ることで、なんとか入るようになりました。

 車種によっては、そのまま入るのかも知れません。
 しかし、日本車では入らない車種の方が多いのではないかと、勝手に想像しています。

 三つ目は、やはり明るさです。
 ダブル球ですから、二段階に明るさが変わるのですが、その明るさの差が、標準バルブに比べて小さいような気がします。
 事故につながる程の問題ではないでしょうが、しばらく様子を見てみようかと思います。

 一応、使ってはみるつもりですが、今のところ、これを長く使い続けようという気には至っていません。

ナンバー灯をLEDに交換2010/03/13 17:43

 一度、火が付くと止まらないものです。
 出来るところ、そして、省電力が十分抑えられると思われるところは、全てLEDへ交換したくなります。
 実は、ナンバー灯へ使おうと思って購入したものが、サイズの関係で使用できず、改めて買いなおした、というミスがありました。
 最初に、購入したのが、これです。
 とても明るくて、気に入ったのですが、長すぎて、レンズに収まりませんでした。しかし、これは、ポジション・ランプ(車幅灯)に最適だったので、こちらを交換することになったのでした・・・。

 そして、改めて、購入しなおしたのが、これです。

 「ナンバー灯専用」を謳うだけあって、サイズ的にも、光の方向にしても、よく出来ています。
 試しに、右側だけLEDに交換して、明るさを比べてみました。
 左側の電球が、黄色っぽいのが分かります。
 明るさは、そんなに変わらない印象です。
 で、両方LEDへ交換したのが、これです。
 電球よりも、若干明るいかもしれません。
 さてさて、最も気になる消費電流ですが、12.0Vちょうどで点灯したときの電流が、これ。
 0.011A(11mA)なので、
  P(W) = E(V) ・ I(A)
      = 12 × 0.011
      = 0.132(W)

 元の電球が、5Wなので、なんと約38分の一に!!

 家の照明と違って、電気代に差が出る訳ではないのですが、すごく得した気分です。
 理論的には、燃費に影響するハズですが、これだけでどうこう言えるものでは無いので、いろいろとまとめて、その合計で考えることができたら・・・、とは思っています。

ポジション・ランプをLEDに交換2010/03/13 18:21

 ナンバー灯に使おうと思って購入したのに、サイズが合わずに使えなかったLEDが、これですが、
 点灯させてみると、結構明るく、
 眩しいくらいです。
 気になる消費電流の方は、
 0.056A(56mA)と、ナンバー灯に比べると大きめですが、それでも、消費電力は約0.67Wです。

 元の電球(5W)と比べると、7分の一以下です。

 さて、残るは「バック・ランプ」と「ウィンカー」なのですが、これらは、今まで交換してきたランプ類とは、ちょっと性格が異なるので、交換するかどうかは、悩ましいところです。

 まず、「バック・ランプ」は、その名の通り、バック(後退)するときのランプですが、その点灯時間は、一日当たり何分もありません。
 点灯時間が短いということは、LEDにより低消費電力になったとしても、その恩恵は小さいといえます。
 個人的な好みとしては、どちらかというと「明るさ」が欲しくなります。夜間の後退時にも、後方が良く見えるように。
 感覚的には、明るさ2倍で、消費電力2分の一、なんてLEDがあれば良いのですが・・・。

 次に、「ウィンカー」ですが、これも点きっぱなしということはありませんが、昼夜問わずに点滅するので、少しは低消費電力化の恩恵がありそうです。
 しかし、ウィンカーについては、単純にLEDへ交換という訳にはいかず、ハイフラッシャー(ハイフラ?)と言われる、早い点滅への対策が必要となります。
 これは、ウィンカーの点滅周期が、ウィンカーに使われる電球の消費電力によって決まっている為で、消費電力の小さいLEDに交換することで、点滅周期が変わってしまうのです。
 正確なところは分かりませんが、ウィンカーを点滅させる電子回路が、そういう風にできているのです。
 よって、ウィンカーをLEDへ交換する場合は、その電子回路にも細工が必要となるのです。